日時 令和元年8月28日(水) 14:00~15:30
場所 四日市市総合会館 8階視聴覚室
内容 講演「地域における子ども家庭支援 ~気づくことの大切さ~」
講師 灰谷 和代氏 皇學館大学 現代日本社会学部 助教
下野地区民児協からの出席者 5名 大塚ひとみ・松尾正子
野呂義勝・加藤光俊・奥村吉正
(講師の紹介)
子どもと家庭の分野に、あらゆる角度と視点で関わってきた方で、大阪出身で府内の保育士として保育、子育て支援に携わる。
また静岡県内の家庭児童相談室等で相談援助職に従事。現在は皇學館大学に所属され、保育士・社会福祉士・幼稚園教諭免許等の資格を取得されている。
(講演内容)
1、子供と家庭の諸問題では
少子化と人口減・子供の貧困・いじめ・不登校・児童虐待についての説明がありました。
2、子ども・子育て支援への施策では
母子支援・経済的支援・保育園、幼稚園を認定こども園へ・保育料の無償化・学習支援・子ども食堂・ひとり親家庭への支援等。
3、地域でできる子ども家庭支援では
地域でできることは何か?・専門機関ではできないことは何か?・地域の「子供と家庭の危機」に気づくことの大切さとはどんな危機?
気付きをかたちにするには、子ども家庭アセスメントの活用をする。各専門機関への相談「告げ口や噂」ではない「支援の幅を広げる」意識。
個人情報・守秘義務を守る。
4、子ども家庭アセスメントシートの活用では
子供や家庭を知るために「見える化」にする。わかるところだけ記入。専門機関への相談・連携ツールとして活用する。
5、まとめとして
子供と家庭の諸問題を解決していくのに、問題を理解して早期に気づくこと、早期に対応していくことがとても大事である。
地域の子供たちをみんなで守るために、「気づき」を大事に、そして「カタチ」にしよう。
一人で解決できないことは多い、決して抱え込まず、専門機関へ相談してください。
以上の内容の講演会に参加してきました。